新元湯とは

大正13年から続く老舗銭湯

新元湯(しんもとゆ)は、名古屋市中川区下之一色町で大正13年より続く老舗銭湯です。
かつては河口の漁師町としてにぎわった下之一色町。
全盛期には7軒あった銭湯もいまや1軒となりました。
下之一色町には漁師町だった頃の名残りがあり、今でもお風呂のない家もあります。
そうした方々の健康と暮らしを支えるとともに、地域の皆様との交流・憩いの「場」として銭湯を必要とする当地域に住んでいる方々のために、昔も今もかわらず営業しています。

歴史ある建物

新元湯(しんもとゆ)の建物は1924(大正13)年に建築されてから、戦争の空襲や伊勢湾台風で被害を受けたものの、今日までその景観を残してきました。
2012年11月には、文化的価値があるとして、名古屋市の「認定地域建造物資産」として登録されました。
館内には、大正時代に作られたタイル貼りのお風呂や、昭和レトロ満載の脱衣場など、昔懐かしい雰囲気を今も色濃く残しています。
わたしたちは、文化価値を持つ貴重な「資産」を残し、お客様にとってなつかしさ感じる特別な銭湯としてサービスを提供し続けています。